素晴らしい旅行はあなたから始めよう!ここでは台湾全土の異なるテーマの行程をご紹介します。異なるテーマから様様な旅の楽しみ方を選択できます。

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文化の旅

長い歴史の歳月が過ぎるなか、台湾では紀元前人類、原住民、オランダ人、スペイン人、日本人、漢民族が暮らしていたため、豊かな文化が創り出されました。それぞれの地方で独特の人情や歴史文化が育まれ、 今もなお生活の中に息づいているのです。台湾では文化古跡の美をじっくりと堪能できること請け合いです。 歴史的にも地理的にも特殊な環境に置かれた台湾では、原住民文化、オランダ文化、スペイン文化、日本文化に加え、漢民族からもたらされた中華文化が交錯し、多種多様かつ豊かな文化が育まれてきました。 漢民族により独自の文化が造り出され、近年ではアメリカ文化も大量に流入しています。そのため、台湾の文化は、それぞれの文化が交錯するという特性を持つ一方で、多民族から形成される活発な文化形態を呈し、 異文化による対立、妥協、再生という過程を繰り返しながら変化してきました。そのような背景の下、原住民によって残された伝統建築様式や人文史蹟、民俗芸術などの文化遺産は、至るところで目にすることができるのです。

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ロハスな旅

新しいライフスタイル「ロハス」が世界中で旋風を巻き起こしている中、台湾では、自然療法である東洋医学の養生・心身一如の考え方を発信しています。台湾を旅行される方は食事、運動、レジャー、娯楽、伝統医学などの各方面で台湾式のロハスを体験することができます。

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鉄道の旅

台湾の鉄道では風情あふれた旅が楽しめます。沿線は風光明媚で台湾の美がじっくりと味わえます。また、不慣れな土地で渋滞の憂き目に遭いたくないという方には、鉄道の旅がお薦めです。 電車の旅のよさに胸を打たれ、線路に沿って続く海景色や山景色、田園風景、村落などをゆっくりと堪能できるでしょう。 阿里山森林鉄道台湾の鉄道は清代光緒(1887年)に当時の巡撫(民政・軍政長官)、劉銘伝氏の提唱により創建されました。日本統治時代には拡張事業が行われ、戦後には、 北回り鉄道と南回り鉄道が連結され、島全体のネットワークがようやく完成しました。現在に至り台湾の鉄道は百年という長い歴史を有しています。台湾本島を循環する鉄道は、西部幹線、東部幹線、 北回り線、南回り線から構成され、東西の鉄道が一つにつながったことで更に利用しやすくなりました。列車のクラスは各駅停車と急行や特急にあたる復興号、莒光号、自強号などに分けられます。 旅行者は旅行期間、金銭面、目的などに合わせて選ぶとよいでしょう。 沿線の風景は千変万化で各路線の風景はそれぞれ特色があります。台湾は細長い丘陵地で鉄道の沿線には秀麗な山水の風景が一面に広がり、 マイカーでは見られない電車の旅ならではの光景も目にすることができます。また、台湾の鉄道は交通手段としてだけでなく、地方文化の交流と社会の発展にも役立っており、 めったにお目にかかれない珍しい鉄道遺跡も残っています。古びた駅や鉄道からは懐かしさが漂い、その地方ならではの昔の様子が感じられます。

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離島の旅

コバルトブルーの海、澄み切った青い空、そして満天の星です。情緒あふれる漁師の町へ旅したければ、ボストンバッグを片手に今すぐ台湾の離島へ出かけましょう。そこはマリンパラダイスの風情と魅力があふれています。 台湾はアジア大陸の東端にあたり、ユーラシアプレートとフィリピンプレートの境に位置します。特殊な地理環境とプレートの移動で引き起こる地質活動が頻繁なため、 台湾本島自体が複雑かつ多様な地形と生態環境を形成してます。またその特色は、周りの離島にも影響を及んでいます。代表的な離島の観光スポットと言えば、澎湖、緑島、蘭嶼、金門、馬祖、亀山島、小琉球などです。 所在する位置、地質背景、生活の違いにより、それぞれの景観が発達してきました。そのため、自然生態や地質の観賞、歴史探検、スキューバーダイビング、古跡めぐり、レジャー活動など、旅人のニーズに合った楽しみ方が満喫できます。

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客家ロマンチック街道(台三線)の旅

桃園:かつて水運で栄え、台北との間で多くの船が往来しました。樟脳・製茶などの業者のほか外国の商社も次々と進出したといわれています。大正年間に、道路の拡幅工事がおこなわれ、商人は大金を投じて店舗を建て替えました。バロックと福建風が見事に融合した商店街は一世を風靡しましたが、昭和に入ると航路に土砂が堆積し、衰微します。近年は、繁栄の面影を残す老街(商店街)が改めて注目され、多くの若者が訪れています。

新竹:六十年近くの長きにわたり地元の人々に愛されている竹東市場。市場内では魚、肉、野菜、果物などの新鮮な食材が売られており、観光客に人気のマンゴーやライチ(レイシ)といった季節の台湾フルーツもここで買うことができます。現地の人々が日常的に食べている紅糟鶏(紅麹で味付けした鶏肉)、客家米食(米を使った食品や料理)などの惣菜も、ぜひ、試してみたいグルメです。竹東市場近隣の三民街にある「蕭如松芸術園区」は台湾の著名水彩画家・蕭如松の旧宅。館内を参観し、収蔵絵画を鑑賞することができます。

苗栗:日本統治時代の1905年に建設された鉄橋・龍渓橋は、1935年の関刀大地震により橋脚を残し崩壊しました。その後修復されることはなく、西側に新しい鉄橋が設置されましたが、赤レンガの橋脚はそのまま保存されました。元の完全な姿を見ることはできなくなったものの、途切れた橋の橋脚が立ち並ぶ風景の特別な美しさにより景勝地となりました。1999年の921大地震の際にはさらに一部の橋脚も崩壊しました。龍騰断橋は歴史的遺産であるだけでなく、二度の大震災の記憶を今に伝える証人でもあります。鉄道で三義を通過する際にも、車窓から断橋の姿を見ることができます。

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東京発