テキサス経済の中心地として発展を続けるダラス。ガラスのビル群が立ち並ぶダウンタウンには、最先端のビジネスと上質なホスピタリティが共存しています。効率だけではなく、心地よさまでもデザインされたこの街で、“働く時間”が“くつろぎの時間”へと変わる瞬間を体験してみませんか。
今回は、インフルエンサーとして活躍する一方で、会社員としても多忙な日々を送る石井里奈さんが、実際のビジネスユースを想定したダラス滞在を体験。エバー航空の快適な空の旅から、ダラスでの観光、そして心をほどくひとときまで、働く大人に寄り添う「新しい旅のスタイル」をご紹介します。
成田空港第1ターミナルでスムーズにチェックインを済ませ、アメリカ・ダラスへの出張がスタート。効率的な手続きと丁寧な対応、そしてロイヤルローレルクラス(ビジネスクラス)ならではの待ち時間の短さで、搭乗前から心にも時間にもゆとりが生まれます。
13:25発の台北・桃園行きBR183便へ。広々としたシートと落ち着いた照明に包まれた機内は、パソコン作業やメールチェックをするにも最適な環境。ビジネスパーソンに寄り添う快適な空の旅が、自然と集中力を整えてくれます。
SKYTRAXで10年連続「5つ星エアライン」を受賞するエバー航空。その評価を支えるのは、行き届いたサービスと確かな信頼性。短いフライトの中でも、次の目的地へ向けて心を整える“上質な移動時間”を感じられました。
台北・桃園国際空港に到着後、約3時間のトランジット。広々としたターミナルにはビジネスラウンジやショップが並び、長距離フライト前のひとときをゆったりと過ごすことができます。ミーティング資料を整えたり、コーヒーを片手にメールを確認したり──
移動の合間さえも、仕事とくつろぎが自然に調和する時間です。
そしていよいよ、10月3日より新たに就航した台北=ダラス線、BR50便へ。19:10発、約13時間のフライトが始まります。プレミアムエコノミーのシートに身を預けると、
上質なシートと落ち着いた機内音楽が、出張の緊張を静かにほぐしてくれます。滑らかに離陸した機体が夜空を舞い上がる頃、台北の街の灯がゆっくりと遠ざかり、新しい舞台──ダラスでのビジネスが、静かに幕を開けました。
19:50、ダラス・フォートワース国際空港に到着。約13時間のフライトは想像していたよりも快適で、機内では資料整理や翌日のミーティング準備もはかどりました。温かみのある機内食は、長時間のフライトの中で小さな癒しの時間となります。静かなキャビンときめ細やかなサービスが生み出す落ち着いた空間が、移動をまるで上質な休息のように感じさせてくれる。エバー航空のホスピタリティが、出張の始まりを心地よく整えてくれる——そんな印象的な空の旅でした。
入国審査を終えた後、まず行ったのはSIMカードの入れ替え。すぐにローカルの通信環境へ接続し、メールの確認やLINEでの連絡もスムーズに対応できました。
アメリカ滞在中の通信には、RoamingSaver店舗で販売している T-Mobile SIMカードを利用。
データ通信量は無制限で使い放題、テザリングも可能。さらに現地電話番号付きで、アメリカ国内の通話(携帯・市内電話)もかけ放題、主要SNSも使い放題。
出張中のビジネス連絡からプライベートのやり取りまで、ストレスのない通信環境を実現してくれます。詳細はこちらご確認ください。
長距離移動の疲れを感じることなく、仕事のモードへ自然と切り替えられる——。
効率と快適さを両立させた空の旅が、これから始まるダラスでのビジネスシーンへの期待を静かに高めてくれます。
昨晩はホテルでゆっくりと過ごし、しっかりと休息を取ることができたおかげで、時差の影響もほとんど感じません。この日は朝から仕事モード。パソコンを開き、オンラインでの打ち合わせや資料の最終チェックをこなしつつ、メールの返信もスムーズに進みます。
少し時間ができたタイミングで、ホテルのカフェへ。香ばしいコーヒーの香りが漂う静かな空間で、現地のビジネスパーソンたちが朝のひとときを過ごしています。一杯のコーヒーを味わいながら、今日のスケジュールを整理する――そんな穏やかな時間が、慌ただしい出張の中にも心の余裕をもたらしてくれます。
午後の打ち合わせの前に同僚と合流し、近くのカジュアルレストランへランチに出かけました。店内はオフィス街らしい活気にあふれ、ビジネスパーソンたちの談笑が心地よいBGMのように響きます。オーダーしたのは、彩り豊かなポケ丼とジューシーなハンバーガー。せっかくなのでそれぞれをシェアしながら味わいました。
新鮮なマグロとアボカドの組み合わせが爽やかなポケ丼は、ヘルシーで午後の仕事にもぴったり。対してボリュームたっぷりのハンバーガーは、アメリカらしいダイナミックな味わいで思わず笑顔に。短いランチタイムながらも、現地の“日常の味”を感じることができる貴重なひとときでした。
出張の合間にふと訪れるこうした瞬間が、旅の記憶をより豊かにしてくれる。忙しいスケジュールの中にも、アメリカを感じる隙間時間がある――そのささやかな幸せを噛みしめながら、午後のミーティングへと向かいました。
午後のミーティングも滞りなく終了し、ほどよい達成感とともに一日の仕事が一区切り。ホテルに戻る前に、少しだけ寄り道をすることにしました。せっかくダラスまで来たのだから、この街の象徴である「リユニオン・タワー」を見ておきたい――そんな気持ちが自然と足を向けさせます。
夕暮れ時のダウンタウンを歩くと、日中の喧騒がやわらぎ、街が少しずつ夜の表情へと変わっていくのが感じられます。遠くに見える「リユニオン・タワー」の球体展望台が、夕陽を受けて金色に輝き、まるで空に浮かぶ灯りのよう。近づくにつれ、ガラスに反射する街の光が幻想的なグラデーションを描き出します。
展望台から眺めるダラスの街は壮観で、整然としたビル群と広がる空が一望できます。出張という目的で訪れていても、こうした景色を前にすると、旅人としての心が少し解き放たれるよう。仕事と非日常が交差するこの瞬間、ダラスという都市のスケールの大きさと、そこに流れる穏やかな時間の両方を感じることができました。
早くも帰国日。午前中のミーティングを終えると、午後は少しだけ自由な時間。せっかくなので、ダラスのアートに触れようと美術館へ向かいました。
訪れたのは、ダラス美術館。広々としたエントランスを抜けると、静寂の中に漂うアートの気配に自然と心が整っていきます。モダンアートから古代美術まで幅広いコレクションが並び、作品ひとつひとつがこの街の文化の厚みを物語っていました。
フライトまで少し時間があったので、最後に立ち寄ったのは「ダラス樹木園」。市内中心部から車でほど近い場所にあり、広大な敷地には四季折々の花々や緑が広がっています。訪れたこの日はちょうどハロウィンシーズン。園内は色とりどりのカボチャの装飾で彩られ、歩くだけで心が弾むような雰囲気でした。
フォトスポットも多く、木々の隙間からこぼれる光とデコレーションのコントラストが美しく、まるで絵本の中に迷い込んだよう。出張の合間にこんなに穏やかな時間を過ごせるとは思っていなかっただけに、自然の中で感じるひとときのリフレッシュが何よりのご褒美に感じられました。
樹木園を後にし、ホテルで荷物をピックアップしてダラス・フォートワース国際空港へ。夕暮れに染まる街並みを眺めながら、充実した出張の数日間を静かに振り返る時間。仕事も観光も、ひとつの流れの中で心地よく調和した滞在でした。
帰りのフライトは、もちろんロイヤルローレルクラス。広々としたシートに身を預けると、心が自然とゆるんでいきます。機内食を楽しみながら、ほどよい疲れと満足感がゆっくりと溶けていく。エバー航空らしい細やかなサービスに包まれながら、上質な余韻を残して、ダラスの旅は静かに幕を閉じました。
台北を経由して世界各国へ