豊かな自然と港町が共存する都市「シアトル」。カフェや賑やかな港町の雰囲気に包まれ、訪れる人々を魅了します。
この度、シアトルを訪れたのはインフルエンサーのちえるさん。シアトルのおすすめスポットをご紹介します。魅力あふれる街を一緒に歩きましょう。
SUMMARY
初夏ならではのカラッとした空気を感じながら、羽田空港第3ターミナルに到着し、チェックイン手続きを済ませました。羽田空港を出発し、シアトルへ向かう旅の始まりです。
ラウンジでくつろいだ後に、12:40発台北松山行きのBR191便に搭乗しました。今回はロイヤルローレルクラス(ビジネスクラス)で、快適さはもちろん、座席の広さとプライバシー、そして上質なサービスにより、まさに特別な旅を体験できました。SKYTRAX社が9年連続で5つ星を認定している理由を実感していると、あっという間に松山空港に到着しました。
桃園空港へのトランジット後、ラグジュアリーなラウンジ「The Infinity」で贅沢な食事と上質なドリンクを楽しみました。ラウンジでは高速で快適なWi-Fiに加え、座席に完備されたコンセントでスマートフォンを便利に使用できたのもうれしいポイントです。また、清潔で心地良いシャワールームでリフレッシュし、空港滞在を快適に過ごしました。そこでゆったりと過ごしていると、搭乗の案内が。シアトルへ向かう約12時間のフライトに向けてしっかりと体を休め、シアトルの魅力に満ちた旅を楽しむことができました。
19時10分「シアトル・タコマ国際空港」に到着。長距離フライトに不安もありましたが、深夜便ということもあり、寝ている時間も長く、快適に過ごせました。特にロイヤルローレルクラスでは、広々としたシートやリクライニング機能により、体をしっかりと休めることができました。また、歯ブラシやパジャマなどの機内グッズも充実しているのはもちろん、機内食も豪華で美味しく、豊富なドリンクメニューで、贅沢な時間を楽しむことができました。また観光はもちろん、ビジネストリップにも適したクラスだと思いました。
そしてこの日は電車でホテルまで向かいチェックイン。ホテルでゆっくりと過ごして、翌日からの観光に備えました。
初日はホテルから歩いて、海の見える埠頭へ向かいました。そして埠頭ではシアトルの街並みを眺めることのできる、クルージングに乗船しました。海の上からの景色は素晴らしく、シアトルの洗練された都会の姿に何度も息をのみました。
船を降りた後はそのまま「シアトル水族館」へ。水族館では海洋生物を間近に見ることができました。魚が海草や岩の間を泳ぎ回る様子は愛おしかったです。その他にもアシカやアザラシ、ラッコなどを目の前で見ることができ、可愛い姿を見られて癒されました。
水族館から徒歩ですぐのところにシアトルの観光名所である「パイク・プレース・マーケット」があるので向かってみました。パイク・プレース・マーケットでは海を眺めながらクラムチャウダーを舌鼓するなど、シアトルらしいグルメを満喫。心もお腹もいっぱいになりました。
食後も市場内を散策していると、新鮮なシーフードや色とりどりの果物、手作りの工芸品が並んでいて、どれも魅力的でした。特に、鮮魚売り場での魚投げパフォーマンスには多くの観光客が歓声をあげ、活気があふれる楽しい場所でした。
その後はスターバックスの一号店でコーヒーとお土産を買い、外でゆっくりとコーヒーを堪能。観光地がコンパクトにまとまっているので一緒に巡れることもシアトルの魅力だと感じました。
午後にはシアトルを代表する観光名所の「スペースニードル」に行きました。シアトルの象徴的なランドマークであるスペースニードルは高さ184メートル。展望台からは、シアトル市街、海、山脈などのパノラマビューを楽しむことができます。ガラスフロアや背もたれの深い透明の椅子は、スリリングさを感じました。
スペースニードルを降りた後、目の前にある美術館「チフーリ・ガーデン・アンド・ガラス」に立ち寄りました。ここでは世界的に有名なガラス作家デール・チフーリの特徴的な作品を鑑賞でき、屋内展示では繊細でカラフルなガラス作品が並び、訪れる人々を魅了します。さらに、美しい庭園にもチフーリのガラスアートが広がり、自然とアートが調和する空間が広がっています。その美しさに触れることで、感性が研ぎ澄まされるような体験ができました。
晩御飯を食べに港の方まで戻り、シーフードレストランへ。この日の晩御飯は新鮮なシーフードをふんだんに使った料理が並び、特にサーモンが絶品でした。窓から見える夕日と波の音が、食事に特別な雰囲気を添えます。地元のクラフトビールも楽しめました。
この日は車で「マウントレーニア国立公園」へ向かいました。シアトルから車で約2時間強の距離に位置するこの国立公園は、標高4,392メートルのマウントレーニアを中心に広がる豊かな自然景観が特徴です。
出発し、緑豊かな森林を抜けて公園に到着すると、まず目に飛び込んできたのは、池とその圧倒的な存在感を放つマウントレーニアでした。雪を頂いたその姿は息をのむ美しさで、一瞬で心を奪われました。
ビジターセンターを訪れ、簡単にランチをした後はトレッキング開始。センターの周囲には、色とりどりの高山植物が咲き、また野鳥やリスなどの豊かな動植物を目にすることができました。トレッキングを進めると滝があり、迫力ある流れと、水しぶきが美しく、自然の力強さを感じることができました。また、滝の周囲には涼しい風が吹き、心地よいひとときを過ごしました。
高地の展望ポイントへ向かう途中で、まだ多くの雪が残っていることから登頂はここでストップ。それでも美しい雪に覆われたマウントレーニア国立公園は日本にない自然の雄大さを感じることができました。マウントレーニア国立公園は、その壮大な自然と美しい景観が魅力です。日常の喧騒を忘れ、大自然の中でリフレッシュするには最適の場所です。もし次回行くときには、さらに長いトレッキングコースにも挑戦してみたいと思います。
シアトルの最終日ということで、スーツケースに荷物をパッキングし、市内でゆっくりと過ごしました。
市内で観光できる場所を調べると、「ガムウォール」という面白いスポットを見つけたので行ってみることにしました。ガムウォールはパイク・プレース・マーケットの近くにある通りに位置し、この壁は1990年代に劇場の観客が待ち時間に噛んでいたガムを貼り付けたのが始まりとのことです。現在では、色とりどりのガムがびっしりと貼り付けられ、カラフルで独特なアート作品のようになっていました。独特の香りとビジュアルが印象的で、何枚も写真を撮ってしまいました。そうしている間に、空港へ向かう時間が近づき、今回のシアトル旅行は幕を閉じました。
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台北を経由して世界各国へ